けびん先生の作戦

教育再興戦略/教育経済学/edtech けびん先生 @marumo258844532

#9 こどもにかける言葉をひと工夫

子どものにかける言葉には、コツがあります。

言葉ひとつで、子どもたちの目が一気に輝いたり、持っている力以上のものを発揮できたりします。

 

指導が上手い先生ほど、この言葉の操り方が上手く、いわゆる「のせ上手」です。

 

テレビの名司会者や、お笑い芸人さん、詩人、政治家、ミュージシャンから学ぶところも多いと思います。

 

今回は、子どもに実践する中で、これは上手く伝わったな、うまくノッたなという言葉を紹介します。ぜひ、学校でも家庭でも使ってみて下さい。

 

課題 → ミッション、〇〇大作戦(ドッジボール大作戦。おやつゲット大作戦)

担当 → リーダー、〇〇大臣、◆◆博士、△△王子(はいぜん大臣、虫博士、野菜王子)

問題 → クイズ

正解 → 天才!!

良い → 最高!

上手い → センスある!

不正解 → おしい!(失敗ではない)

成長 → パワーアップ

名前を書く → サインする

意見交換 → 作戦タイム

一位 → チャンピオン

 

など自分がヒーローやヒロインになる系 は、やはりマンガやアニメの主人公のようで、子ども達ものってきます。少し年齢が上になると、王子のようなフィクションよりも、大臣が響くようなところも面白いです。(笑)

 

想像する → 頭のテレビに映す (~について説明するから、頭のテレビに映してね。)

上手くできたこと → エッヘン (〇〇くんのエッヘンを教えて。)

優しい → ふわふわ

厳しい → ちくちく

 

など抽象的な概念をイメージに落とし込む系は、小さい子に説明する時に役に立ちます。

 

 

子どもの頭の中を想像し、同じ感度まで合わせないと、一生懸命話しても伝わりません。

 

子どもに伝わらないのは、子どもが不真面目だからでも、分からないからでもなく、実は思考のギャップだと思います。

 

今回紹介したちょっとしたコツで、同じイメージを頭の中で共有できた瞬間の快感はとても良いものです。

 

子どもの力を引き出し、笑顔が増える手助けになればうれしいです。