けびん先生の作戦

教育再興戦略/教育経済学/edtech けびん先生 @marumo258844532

#9 こどもにかける言葉をひと工夫

子どものにかける言葉には、コツがあります。 言葉ひとつで、子どもたちの目が一気に輝いたり、持っている力以上のものを発揮できたりします。 指導が上手い先生ほど、この言葉の操り方が上手く、いわゆる「のせ上手」です。 テレビの名司会者や、お笑い芸人…

#作戦10 国語の授業における「話し合い」のテクニック

今回は国語の授業でよく行われる手だてである、「話し合い」活動について考えたいと思います。 「話し合い」とは、講義形式の授業からの脱却、いわゆる「アクティブラーニング」として近年再注目されている授業の一形態ではないでしょうか。 しかし、もちろ…

#作戦9 動画2.0と世代論と教育

今回は『動画2.0』(明石ガクト著)で提唱されていたIPT(情報密度)という考え方から、学校の授業の情報密度を考えてみます。まずは、情報密度の背景にある、人類ひいては子どもの変化について。 1.スマホネイティブという世代? 世代論という考え方は…

#作戦8-1 先生から見た不登校 指導体験から見えてきたもの

8月19日に小幡和輝さんの「#不登校は不幸じゃない」というイベントが全国各地でありました。不登校当事者や当事者の家族の方が中心となったイベントは、大きな話題を呼んだことは記憶に新しいです。 教員として、不登校児童を担任すると、自分に何ができる…

#作戦7 教育界の改革者と真夏の大激論会

1.スクールプラットフォームとは www.schoolplatform.org 文部科学省の若手官僚が、全国の「改革者」と評される教育長や校長のつながる場をつくろうと2018年3月に始めたものです。 発起人や世話人には、大学の先生からメディアで話題の校長などそうそ…

#作戦6 「経産省」の掲げる教育改革の本気度合い

「控え目に言っても、経産省は本気だ」 今回は経産省の『経済産業省「未来の教室」と EdTech 研究会 第1次提言』についてみていきたいと思います。 【経済産業省】 http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180625003/20180625003-1.pdf 今回の提言では、 「…

#作戦5 経産省が教育界への提言

「経産省から教育界への提言」 ・日本の教育への危機感 経済産業省「未来の教室」と EdTech 研究会が6月に第1次提言を発表しました。 経済産業省「未来の教室」と EdTech 研究会第1次提言 http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180625003/20180625003-1…

#作戦4 予算がない!人手がない!を解決する「学校トークン」の可能性

今回は未来の学校を考える上で、思いついた「学校トークン」について私見を述べてみます。自分は専門家ではないので、間違いもあるとは思いますが、可能性を感じています。ご意見や代案などあれば、教えて下さると嬉しいです。→@marumo258844532 目次 1.学…

#作戦3 OECDから日本の教育への提言

www.oecd.org 1.OECDによる「日本の教育政策」への提言 8月1日に今年の学力テストの結果が公表され、各都道府県や学校、家庭や塾など様々なところで話題がもちきりかと思います。 一方で7月27日にOECDから「日本の教育政策」という提言が発表されまし…

#作戦2 プログラミング教育?ICT導入はなぜ進まない?

1.本当に始めるのプログラミング教育? 学校ではプログラミング教育を導入し、未来を生きる子供たちにICTリテラシーを身に付けさせようと、新学習指導要領に盛り込まれた。 今回の学習指導要領の改訂で、道徳や外国語が教科になったことと合わせて、世間の…

#作戦1 スマホと上手に付き合おう【家庭のルール編】

子ども達は待ちに待った夏休み。 たっぷりある時間を持て余すこともしばしば。 学校では保護者と面談していると、必ずと言っていいほど出る相談が、 「スマホ問題」 〇スマホを持っていないと仲間外れになりそうで、持たせようか迷っている 〇寝るときにこっ…

#作戦0  教育再興戦略

1.教育再興戦略 「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望…